この記事は日経ビジネス電子版に『国・文化だけじゃない 2021年ついに世界は「男女で分断」』(12月23日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』12月28日・2021年1月4日合併号に掲載するものです。

 コロナ禍の下、地球規模で進む国、文化、思想による分断。21年は、これまで想定していなかった深刻な分断が世界で顕在化する恐れがある。ずばり、「男女の分断」だ。

 新型コロナは世界経済を大混乱させ、人々の行動様式や価値観を大きく変えた。その変化の最たるものが、人と人の間を分かつ物理的・心理的な「ディスタンス(距離)」の出現だ。

 人間は他者との関わりの中で精神のバランスを保つ“社会的動物”であるといわれる。実際、ソーシャルディスタンスの確保に伴う外出自粛やコミュニケーションの希薄化などを一因として、精神に不調を来したり、「生きにくさ」を募らせたりする人が各国で増加を続けている。だが21年は、より深刻な「他者との関わりの分断」が顕在化する1年になる可能性がある。それが「男女の分断」だ。

 「コロナ禍の影響で、異性と直接会うことに慎重になる人が増えている」。婚活支援サービスを手掛けるタメニーの下舘礼佳氏はこう話す。

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