にじむ米国内修復への腐心

 トランプ大統領が誕生して4年。米国は環太平洋経済連携協定(TPP)やパリ協定をはじめ数々の国際協調の枠組みから抜け、「自国ファースト」を貫いた。至る所に壁や分断線がつくられ、民主主義も世界各地でぐらついた。政権の最終コーナーに差し掛かったときに起きたコロナ禍は、明らかにこれらの状況の悪化に拍車をかけた。

 そのトランプ氏はついに退き、世界中に混乱と動揺をもたらしてきた米国はバイデン新政権になる。

 だがバイデン氏に代わっても世界は変わらない。そんな見方が目立つ。

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