中国の半導体産業に「兵糧攻め」を仕掛けた米国。悲願の国産化の旗を降ろさずに徹底抗戦する中国。2国の争いが世界の半導体産業の分断を引き起こそうとしている。中国の成長に乗るか、米国との協調を選ぶか。日本は両サイドから「踏み絵」を迫られている。半導体をめぐる綱引きがすぐに収まる気配はない。あらゆる産業の基盤技術である半導体に日本はどう向き合うべきか。(写真=zhangshuang/Getty Images)

(佐伯 真也、上海支局 広岡 延隆、岡田 達也)

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日経ビジネス2020年11月2日号 24~25ページより目次