
ZHDの川邊氏が強調するのが、平時から官民が連携することの重要性だ。
ZHD傘下のヤフーは新型コロナウイルスの感染拡大防止に役立てるため、人流データを国に提供した。ただ、政府と協定を結ぶのに2週間もの時間が必要だった。
「目に見えない感染症の拡大では、勝負は数日間で決してしまう。官民や民間同士の連携が日ごろから不可欠だと痛感した。あらかじめ、どんな時にどんなデータを提供するかを決めておく必要がある」(川邊氏)
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