新型コロナウイルスの猛威によりどん底に突き落とされた日本。経済は未曽有のマイナス成長に陥り、東京一極集中やデジタル化の遅れ、リーダーシップの欠如など課題が次々に明らかになった。世界の秩序や資本主義のあり方までが揺らぎ、この国のリーダーも交代する。先行きは見通せないが、現状のままでは沈みゆくのは明白だ。ここからはい上がるには、レジリエンス(回復力)を高めた個人や企業、地域が一体となり、「折れない国」に生まれ変わるしかない。コロナ禍を再興の好機とするために、今、私たちにできることは何かを考える。(写真=Timothy Buerger / timdesuyo.com/GettyImages)

(編集委員 田村 賢司、北西 厚一、原 隆、高尾 泰朗)

CONTENTS

PROLOGUE
どん底の日本モデル、リセットの時

PART1
生き方再起動 レジリエンスは「個」から

COLUMN
コロナが試す地方の自律「脱・金太郎あめ」の道は

私の提言1
松尾 豊/猪子寿之/坂東眞理子/鈴木孝二

PART2
長期停滞の生産性 どん底で始める大改革

私の提言2
関家一馬/大矢恭好/出雲 充/宮内義彦/星野佳路/柏倉美保子/イアン・ブレマー/謝 長廷

PART3
コロナ禍を世代交代の好機に

私の提言3
佐藤裕介/米良はるか/小川 嶺/小林史明

EPILOGUE
スパコン富岳と渋沢栄一の教え 「志本主義」が道を切り開く

編集長インタビュー
ファストリ柳井氏「変わらねば日本は潰れる」

日経ビジネス2020年9月7日号 26~27ページより目次