創業80~100年の企業に変化

 具体的にどんな企業が廃業しているのか。業歴から見た場合、世代交代期を経た「創業40~60年」の企業が休廃業を選びやすい傾向は20年になっても変わりがない。興味深いのは創業80~100年の企業だ。この層は資産などを蓄えて緊急時に強いとされ、実際に19年までは事業の継続を選ぶ傾向が強かった。しかし、20年は一転して休廃業を選ぶ傾向が強まった。帝国データバンクの丸山昌吾氏は「コロナ禍で大きな影響を受けている旅館などは業歴が長いところが多い。こうした会社は過去からの負債が積み重なっているケースもあり、売り上げが立たないとなれば一気に廃業へとかじを切る可能性がある」と話す。

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この記事はシリーズ「大廃業加速 力尽きる経営者たち」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。