「小売りの王様」。百貨店は、長きにわたり、そう呼ばれてきた。近代小売業の礎として頂点に君臨してきたが、いまやその輝きを失っている。販売額はピークだった1991年から半減。地方に加え主要都市でも閉店ラッシュが続く。コロナ禍による不振は問題の表層にすぎない。成功モデルに縛られ、変化への対応を先送りしたことが凋落(ちょうらく)を招いた。百貨店は終わったのか──。(写真=スタジオキャスパー)

(吉岡 陽、庄司 容子、田中 創太)

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日経ビジネス2020年8月24日号 24~25ページより目次