さらに世間を驚かせたのが「孫の死亡保険契約」まで存在した、との報道ではないだろうか。高齢者を受取人にして、10~20代の孫が死亡した際の生命保険を契約させていたというのだ。孫が自分より先に亡くなれば、多額の保険金を受け取れる。そんな保険に入りたい高齢者など本当にいるのか、にわかには信じがたい話だ。

 かくして日本中から批判を浴びることになったかんぽ生命。その中には、今回見えた同社の体質が「簡易保険生命」時代から続く伝統的なもので、高度成長期やバブル期にも不正な販売が社会問題化していたとの指摘もあった。

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