「もうやっていられない」「何のためなんだ」担当者がこう嘆き始めたら、あなたの会社も“SNS疲れ”に襲われている。フェイスブックやツイッターといったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使って、顧客との関係を強めビジネスを拡大しようとしたものの、成果を上げることのできない企業は考える以上に多い。だが、諦めてはならない。世界とつながる可能性をもたらすSNSは無視するには惜しい。目的と成果を明確に設定し、全社で取り組む体制を作れば成功への道が開けてくる。(イラスト:今竹 智、写真:Getty Images、デザイン:佐々木 繁)
(宇賀神 宰司、吉野 次郎、中島 募=日経エレクトロニクス)
CONTENTS
安易な取り組みで混乱
思わぬ失敗、続々
SNS事件簿
・安易な運用が命取り
・“SNS疲れ”のチェックリスト
たまった疲れはこう解消
目的と成果を示す
目的を定める
ゴールへ消費者と二人三脚
体制を整える
トップの本気で組織は変わる
成果を見極める
意味のある数値が社内をまとめる
SNS最新動向
より企業に使いやすく