新興国のスマートシティ建設が巨大市場になると言われ始めて、数年が経過した。だが、名だたる日本企業が次々と参入を試みるも、大きな成果が上がらない。聞こえてくるのは、「日本企業は消極的」「提案しない」「機器の売り込みばかり」との声だ。なぜ日本企業はスマートシティ市場に入り込めないのか。勝ち組企業と何が違うのか。そこには、日本企業が陥りがちな3つの落とし穴があった。(写真:サニー・チャン)
(中島 募、山根 小雪、北爪 匡)
CONTENTS
- 3つの落とし穴 1
リスク回避を優先 乗り遅れ目立つ - 3つの落とし穴 2
電力に固執し狭まる視野 - 3つの落とし穴 3
ノウハウこそ重要 単品売りは薄利 - ●(「鄭」の簡体字)●(「漢」の簡体字)杰 中新広州知識城投資開発・総裁に聞く
スマートシティは手段にすぎない