本誌連続特集企画「日経ビジネス版リーダーズバイブル500」の第4回は「都市」をテーマに選んだ。なぜ今、「都市」なのか。(写真:Getty Images)

(ニューヨーク支局 細田 孝宏、北京支局 坂田 亮太郎、ロンドン支局 大竹 剛、香港支局 熊野 信一郎、戸川 尚樹、小平 和良、佐藤 央明)

本誌・アクセンチュア共同調査
注:世界の人口300万人以上の都市を対象に、人口の増加数とGDP(域内総生産)の伸び率を基にランキングを作成した

 足元では、ギリシャの債務問題や、米国や中国の景気減速懸念で世界経済は揺れている。しかし、中長期的には、世界の都市を押さえることが企業の成長にとって不可欠になる。

 1900年当時、都市に住む人は地球の人口の13%だった。国際連合の予測によると、2050年には地球の人口92億人のうち70%(64億人)が都市で暮らす。

 急速に進む都市への人口集中。それは肥沃な消費マーケットが出現するだけにとどまらない。都市人口の増大はエネルギーや水、交通、環境、安全、教育、医療など様々な領域で、課題を露呈し、人々の日常生活を脅かす。

 しかし、課題の裏にはチャンスが眠っている。世界では先進国の成熟都市と新興国の成長都市の双方で、都市インフラ事業の急増が期待されている。

 では、具体的に世界のどの都市に打って出るべきなのか。本誌はコンサルティング大手のアクセンチュアと共同で独自に調査・分析し、ビジネスパーソンが注目すべき都市として、100都市を選出した。上記の表はその上位10都市である。

 上位の都市だけでなく、ランキングに入った世界都市は多くの可能性にあふれている。宇宙から見ると一際輝くこれらの都市に日本の未来が見える。

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日経ビジネス2011年10月24日号 24~25ページより目次