新型コロナウイルスの大流行が世界経済の前提を覆そうとしている。人の動きが制限されたことで膨大な需要が消失し、世界中で失業や格差の問題が深刻になろうとしている。米中の覇権争いは先鋭化し、自国優先主義による世界の分断も鮮明になってきた。株主利益の最大化とグローバル化を前提とした資本主義の限界が、未曽有の危機によって一気に露呈した格好だ。既に足を踏み入れた超低成長時代。資本主義はどう変化を迫られるのか。(写真=PM Images/Getty Images)

(編集委員 田村 賢司、鷲尾 龍一、ニューヨーク支局 池松 由香、上海支局 広岡 延隆、ロンドン支局 大西 孝弘、バンコク支局 飯山 辰之介)

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日経ビジネス2020年7月13日号 24~25ページより目次