大規模雇用について三幸製菓が表向きに説明する理由は、「足元の好調な業績」と「人材確保」だ。

 コロナ禍でのいわゆる「巣ごもり消費」によって米菓消費は伸びている。4月上旬、外出や営業自粛の徹底を求める緊急事態宣言が首都圏のみならず全国に拡大されて以降、主力商品に注文が集まり、予定数量よりも2倍近い注文があった。また、同社は2021年秋に新潟県新発田市で新工場を稼働させる計画。いずれにしろ、まとまった人材を確保する必要はあった。

 とはいえ、今の情勢での人材確保には、それなりのリスクもある。

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この記事はシリーズ「コロナで見えた 「優良企業」と 「幻滅企業」」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。