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 現状、日産が世界で展開する車種は69。フルモデルチェンジしてからの期間を示すいわゆる「車齢」は5歳を超える。業界で平均とされる4年程度を約1年上回り、日産の世界販売の約4分の3を占める米国と中国、日本のいずれも4年を上回っている。

 元日産COO(最高執行責任者)の志賀俊之氏は「日産の開発部門が1年で出せる新車は昔と変わらず8~9車種」と話す。現状のラインアップでは、全車種を更新するには8年以上要する計算になる。内田社長も日産の業績不振について「車齢の長さが最大の課題だ」と認める。