(写真=竹井 俊晴)
(写真=竹井 俊晴)

 新型コロナウイルスの感染拡大が引き起こしている危機に際し、西友は1月中に私を含めた経営幹部による「クライシス・マネジメント・チーム」を立ち上げ、短期・長期に分けて体系立てたアプローチをとっています。短期的に優先するのは3つ。従業員の健康を守ること、地域のライフラインとしての使命を果たすこと、この状況下でも改革プランを止めることなく継続すること──です。

 一方で、従業員によるグループを組織し、長期的なテーマに関する議論と働きかけを始めています。今回の消費者の行動変容をどのようにこの後に生かしていくべきか、この危機が去った後どのように世界を生きていくのか、といったことが議題になっています。

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この記事はシリーズ「「お店」がつぶれる コロナ・エフェクトで悲鳴」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。