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 繰り返される「CASE」という言葉と、その中で求められる次世代車。答えの見えない概念をどこよりも早く事業として示して見せたのが米テスラだ。

 不安定な量産体制のまま自動運転や半導体に巨額投資を続け、赤字体質は一向に改善しないと思われていた。ところが生産が軌道に乗り始めたことで株価は急騰し、株式時価総額では独フォルクスワーゲンを抜き、自動車メーカーでトヨタ自動車に次ぐ世界2位に浮上した。やや過熱気味とはいえ、ホンダと日産自動車、スズキ、SUBARU、マツダの時価総額の合計を上回る。