良いものを提供すれば売れる。こんな発想から脱し、成長戦略作りを急ぐ日本企業。今年、創業102年を迎えるパナソニックも例外ではない。2012年6月就任の津賀一宏社長は大赤字を出したプラズマテレビから撤退するなど、大胆な構造改革で業績をV字回復させたものの、今は次の成長の柱を作れずもがいている。ライバルのソニーの株価が19年に年間4割上昇するなど、復活の印象を強める中で、パナソニックはどうなってるのか。経営トップ、幹部、現場、OBを総力取材して探った。(写真=背景:Markus Gann/EyeEm/Getty Images、ロボット:スタジオキャスパー)

(中山 玲子、編集委員 田村 賢司、佐伯 真也、上海支局 広岡 延隆)

CONTENTS

Prologue
広がる「改革」への温度差

Part 1
編集長インタビュー
津賀一宏氏 パナソニック社長
やるからには過激にやる

Part 2
延長戦の「津賀改革」再成長へのもがき

Part 3
パナソニックが示す成長阻害の4つの「病」

Part 4
変革の先駆者に学ぶ 問われる継続と徹底

日経ビジネス2020年1月27日号 24~25ページより目次