「小売りの巨人」、ウォルマートはここ数年大胆な変革を図ってきた。投資の内訳や買収履歴のデータから、その覚悟が読み取れる。
サム・ウォルトン氏が米国南部アーカンソー州ロジャースに最初のウォルマートを開いてから58年。ウォルマートは「EDLP(エブリデー・ロー・プライス)」を掲げ、物流を自社で手掛けたり、メーカーと緊密な関係を築いたりしながら、低価格を極め、米国をはじめとする世界の消費者から支持を得てきた。
海外では、1991年のメキシコ進出を皮切りに、カナダや中国に進出。99年には英アズダを買収した。2002年には西友を買収し、日本にも進出した。その事業規模は日本のイオンやセブン&アイ・ホールディングスの数倍に達する。
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この記事はシリーズ「アマゾン撃退法 米国発ウォルマートのDX最前線 」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
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