GAFAによるデジタル経済の支配が終わる──。それは決して、夢想ではない。規模や影響力で国家を超え、「帝国」とも称される覇権の構図が崩れつつある。民衆は反発し、国家は競争と主権を脅かす存在と見なし始めた。しかし、テクノロジーの進化は止まらない。技術革新の波は、国家のあり方さえも変えようとしている。近く訪れるはずの「GAFA後の世界」。そこにある国家や企業の未来とは。(写真=Photoslash/Getty Images)

(吉野 次郎、ニューヨーク支局 池松 由香、ロンドン支局 大西 孝弘、上海支局 広岡 延隆、バンコク支局 飯山 辰之介)

CONTENTS

PART1
覇権の終わりの始まり
帝国になったGAFA 世界で民衆蜂起

PART2
始まった国の反撃
「GAFAの天敵」、欧州委ベステアー委員が語った信念

PART3
プラットフォーマーの未来形
通信網も自らつくる 国家の隙間埋める「地球インフラ」に

PART4
国家と企業、溶ける境界線 テックが決めるGAFA後の覇者

日経ビジネス2020年1月6日号 22~23ページより目次