右肩上がりで成長してきたホンダは、経済危機や天災など数々の危機を乗り越えてきた。しかし足元の停滞には目立った外的要因は見当たらない。競争力そのものが壁に突き当たっている。

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DATA1 ホンダの連結業績と主な出来事(赤字は歴代社長)
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 順調な成長曲線に見えるホンダの業績推移。平成の30年間で売上高を10兆円以上も伸ばしたホンダの成長力はトヨタ自動車やソフトバンクグループにも匹敵する。

 バブル崩壊にリーマン・ショック、東日本大震災など何度も危機に直面してきたが、「自前主義」が身上のホンダは独力で乗り越えてきた。直近の2015年から16年にかけての利益の落ち込みはエアバッグ大手タカタの品質不祥事を受けたもので、ホンダは5000万台規模のリコールを実施した。

 ただこの数年の停滞局面が過去と違うのは、明確な外的要因が見当たらないことだ。それは本来の収益力・競争力の劣化を意味する。

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