1969年10月。いざなぎ景気に沸く高度成長期の真っただ中に、日経ビジネスは企業の経営幹部向け月刊誌として産声を上げた。それから50年。ニッポンは国も企業も低成長が当たり前となった。グローバル化やデジタル化で世界が大きく変わるなか、かつての成功モデルは低迷モデルに変わった。この呪縛から抜け出すには何が必要か。どうすれば目覚めるのか。日本の行く末を憂う経営者や識者ら50人の提言を紹介する。
(田村 賢司、大竹 剛、ロンドン支局 大西 孝弘、吉岡 陽、菊池 貴之、橋本 真実)
CONTENTS
PART1
孫正義氏の渇望と後悔 「忘れられた島国」になるな
【提言】ソフトバンクグループ会長兼社長 孫 正義氏