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 エンティティーリストにはファーウェイより以前に、中興通訊(ZTE)が掲載された。ファーウェイにとって、エンティティーリスト入りはもちろん歓迎できることではないものの、想定されるシナリオの一つにすぎなかった。

 OSと同様に供給が途絶える可能性があるのが、スマホの頭脳にあたる「アプリケーションプロセッサー」と通信を司る「モデム」という2種類の半導体チップだ。いずれも世界のスマホ市場で大きなシェアを持つのが米クアルコム製品で、ファーウェイもこれを採用していた。そのため、禁輸措置の影響が避けられないとみられていた。