創業からわずか30年あまりで、通信機器の世界最大手に。次世代通信規格「5G」では、世界をリードする技術力を持つ。それが中国の民間企業、華為技術(ファーウェイ)だ。米国政府がファーウェイ製品は危険と訴えたことで、ファーウェイは米中の覇権争いを象徴する企業となった。事実上の禁輸措置を発動した米国政府との確執や中国共産党との関係ばかりが取りざたされる。だが、あらためて企業としての同社を見つめると、多くの日本企業が渇望するような強さが浮かび上がる。米国が恐れるファーウェイとはどのような企業なのか。それを知ることは日本企業が目覚めるきっかけにもなる。

(広岡 延隆=上海支局、高野 敦=日経 xTECH編集部)

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日経ビジネス2019年9月9日号 24~25ページより目次