苦労して獲得した若手社員の退職に、相変わらず多くの企業が悩まされている。頻繁な面談から待遇向上まで、人事部はあの手この手で離脱防止を図っているが、有効な引き留め策が見当たらないのが実情だ。ある日突然、会社を去る若手の中には、次のリーダーと期待していた有望株も少なくない。彼らは、何がきっかけで会社を見限るのか。

(津久井 悠太)

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日経ビジネス2019年8月26日号 28~29ページより目次