「学歴は一つの目印でしかない」

(写真=的野 弘路)
(写真=的野 弘路)

 「採用に当たって、学歴による差別はしない。重要視しているのは学び続ける姿勢を持っている人物か否か。学歴はそれを推し量る一つの目印でしかない」。インターネット関連大手、GMOインターネットの創業者で社長の熊谷正寿氏はこう話す。

 22カ国、110社のグローバル展開と、創業20年余りで一大組織を築いた同社の成長を支えてきたのが、文字通り、間口の広い採用方針だ。形だけの「学歴不問」を掲げ、結局、採用するのは有名大卒者ばかりという企業も少なくないが、同社のそれは本物。グループのパートナー(従業員)約6000人の学歴や経歴は様々で、元ミュージシャンや元スポーツ選手など多様な人材が顔をそろえる。

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この記事はシリーズ「見直せ 学歴分断社会」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。