冷戦終結後、世界唯一の超大国として君臨してきた米国。2017年のドナルド・トランプ大統領就任から、保護主義に傾き、国際社会での立ち位置も大きく変容しつつある。特に台頭する中国に対しては、同国製品の関税引き上げに加え、華為技術(ファーウェイ)への制裁を発動するなど貿易戦争に踏み出した。トランプ氏はSNSのツイッターで自らの考えを次々に発信。その言動に注目が集まる一方、米国内の動きは見えにくくなっている。覇権をかけた争いに突入した米国はどこに向かうのか。大国の実相と日本企業の生きる道を探った。

(ニューヨーク支局 池松 由香、シリコンバレー支局 市嶋 洋平)

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日経ビジネス2019年7月29日号 26~27ページより目次