経営資源を最適配分し、企業の成長にどうつなげるかは経営者の腕の見せどころだ。だが、バブル崩壊を経験した日本では、「持たない」経営に重きが置かれる傾向があった。ITの進化や人口動態の変化は、そんな常識に転換を迫りつつある。企業によっては「持つ」ことで局面打開を図るところも出てきた。そこに必要なのは、明確な意志と戦略だ。持つにせよ、持たないにせよ、従来の延長線上では戦えなくなる。
(武田 安恵、庄司 容子、菊池 貴之)
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PROLOGUE
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PART2
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