GAFAMに続く存在に
時価総額ランキング(2019年6月13日時点)

 世界の株式時価総額ランキングではアリババ集団とテンセントがトップ10位に入り、米国のインターネット企業を追う。14億人の巨大な内需をテコに、BATは急激な成長を遂げた。今やネット通販の市場規模やライドシェアでは米国を上回る。

 ただ、政府が成長を後押ししてきた側面は否めない。海外企業が中国でインターネットサービスを始めるにはICPライセンスと呼ばれる営業許可証が必要となるが、「当局からなかなか認可が下りない」と中国のビジネス事情に詳しいクララオンラインの秀山斌氏は話す。米グーグルは中国から撤退、米ウーバー・テクノロジーズは中国事業を滴滴出行に売却した。

 「収益力」で見ると米国勢がまだ上回る。米国のプラットフォームはアジアや欧州など幅広い国・地域で利用されており、独占的なポジションを築いている地域も多いためだ。

 中国勢も東南アジアなどの新興国を中心に、海外進出を活発化させることは間違いない。これまでGAFAに近いビジネスモデルで発展してきたが、決済など幅広いサービスに広げて効率よく利益を稼ぐ力を身に付けてきた中国企業の実力はあなどれない。

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