業績や株価が悪ければ株主が経営陣を入れ替える。欧米では今や当たり前のガバナンスがようやく利き始めた日本。株主と社外取締役がタッグを組んで、トップを追い出す例も出てきた。

 ジャスダック上場でソフト開発のジャパンシステム。3月28日付で、初のプロパー出身となる川田朋博氏が新社長に就いた。前任の井上修氏は2017年3月に社長に就任したばかりで、「任期満了に伴う経営体制変更のため」という2月の社長交代発表リリースには違和感が漂った。

この記事は会員登録で続きをご覧いただけます

残り7066文字 / 全文8482文字

日経ビジネス電子版有料会員なら

人気コラム、特集…すべての記事が読み放題

ウェビナー日経ビジネスLIVEにも参加し放題

バックナンバー11年分が読み放題

この記事はシリーズ「正しい社長の辞めさせ方」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。