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「コンデンサーを手掛ける高収益な京都企業」──。村田製作所について漠然としたイメージを持つ読者も多いだろう。まずは村田製作所の基本を見てみよう。

Q どんな電子部品を、どんな用途向けに提供しているの?

主力部品は、コンデンサー。電気を一時的に蓄えたり、ノイズを除去するのに使われる。通信関連では複数の部品を組み合わせたモジュールも強い。用途としてはスマートフォンを中心とする通信向けが売り上げの約5割を占める。

2019年3月期
[売上高] 1兆5750億円 [営業利益] 2668億円(利益率16.9%)

Q 国内の電子部品業界におけるポジションは?

電子部品大手6社との比較で際立つのが、営業利益の額と売上高比率の高さ。設備投資額も群を抜いて高い。研究開発費はTDKに次ぐ水準で、技術への投資が強さの源泉だ。

営業利益と売上高営業利益率の比較
設備投資額の比較
研究開発費と売上高研究開発費率の比較
注:各社の数字は2019年3月期のもの

Q 経営トップってやっぱり村田さんなの?

歴代トップは村田家が務めている。2代目社長の泰隆氏は創業者昭氏の長男、現社長の恒夫氏は3男だ。

(写真=泰隆氏:時事、恒夫氏:山本 尚侍)
日経ビジネス2019年6月3日号 34~35ページより