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国内外で活発になるMaaSへの取り組み。だが、海外と比べると、日本の出遅れ感は否めない。世界と戦うには、少なくとも克服すべき課題が3つある。

 人口約33万人の群馬県前橋市。この典型的な地方都市が昨年末から今年にかけてMaaSの本格的な実験に取り組んでいる。市内の主要駅の間を自動運転バスが走行。山間部ではスマートフォン(スマホ)のアプリで呼ぶことのできる乗り合いバスを運行している。いずれも実証実験ではあるが、市内に6つあるバス会社は、時刻表や運賃のデータベースを共通化済みだ。