人口減社会の中では、シニアの給与・待遇面でも一段の工夫が欠かせない。人手不足や高齢化に有効な手を打てなければ、企業も日本経済も「じり貧」が近づくだけだ。働きに「報いる」視点でシニアのやる気を引き出す一方、若手への配分も課題になる。

 「もうひと花、咲かせられるかな」。日本ガイシの生駒信和氏は61歳の今も現役だ。自動車の排ガスに含まれる有害物質濃度をリアルタイムで測定するセンサーの開発に長く携わってきた。「次の新製品を世に送り出すまで仕事を続けたい」。体力も、技術者としての熱意や誇りも、まるで衰えを知らない。

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