時代に合わせて給与制度をどう改め、機能するように磨いていくか。激しい人材獲得競争に、従来の年功型では対応しきれない。社員が納得できる仕組みをつくることが、改革の第一歩になる。

 NTTデータが2018年12月に始めた新たな給与制度「アドバンスド・プロフェッショナル(ADP)」は、古株のシステム会社としては思い切った取り組みだと業界で受け止められた。AIやIoT、クラウドなど先端分野でトップクラスの技術者やコンサルタントを雇うため、転職市場での評価を根拠に金額を算出して高給を提示する。契約は1年ごと。米IT大手に競り負けることのない水準にするとしており、一般社員の年間平均給与が820万円なのに対し、制度利用者は数千万円になる。

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