今の日本では、会社の外だけでなく中にも、ミドルを中心に多くの人材が眠っている。中高年社員が今からジョブチェンジするなんて難しい──。そう思うのは間違いだ。技術革新が進む中、一般社員を希少人材に育て直すのはさほど困難ではなくなりつつある。


クレジットカード大手、三井住友カードは2018年、DM(ダイレクトメール)による販促効果を3割改善させた。DMを送った見込み顧客からの問い合わせ率や追加サービスへの加入申込率が大きく上がったという。
DMによる勧誘は長年続けてきた古典的な勧誘方法だが、販促効果が3割も跳ね上がったのは前代未聞。劇的な改善の立役者が、2017年から活動を始めた統合マーケティング部門のAI(人工知能)人材部隊だ。
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