マーケットとしての潜在力で以前から脚光を浴びてきたアフリカ。だが、日本企業にとっては、物理的にも心理的にも遠い地域だった。経済に加え技術基盤が発展、日本企業が本腰を入れる好機が到来した。

<span class="fontBold">海外売上高比率が2割のカゴメがセネガルに立ち上げた農場。ブルーオーシャンを求めると、おのずと答えはアフリカになった</span>
海外売上高比率が2割のカゴメがセネガルに立ち上げた農場。ブルーオーシャンを求めると、おのずと答えはアフリカになった

 北大西洋に面した西アフリカ・セネガル。首都ダカールから車で北東に約5時間走ると、大規模な農園にたどり着く。

 ここはカゴメが手掛ける広さ60ヘクタールのトマト農場だ。昨年10月に植えたトマトは2月下旬、収穫の時期を迎えていた。「病気や害虫の発生もなく、たくさんの果実がついている」。カゴメセネガルの中村浩介社長はトマト畑を見渡しながら満足げに語る。

 カゴメがセネガルに現地法人を立ち上げたのは2017年12月のこと。現在は本格的なトマト栽培を始めて2シーズン目になる。18年は計画の半分程度の収穫にとどまったが、今年は順調な滑り出しになりそうだ。

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