「企業事件史の歴史的転換点」。危機管理コンサルタントの江良俊郎は、 2000年6月に起きた雪印乳業(現雪印メグミルク)の食中毒事件をそう位置付ける。
「消費者を敵に回すと、あっという間に退場させられる。川上(企業)と川下(消費者)の力関係が逆転した時代が到来したことを知らしめた」(江良)

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