海外に生産移転を進めてきた日本の製造業。ここにきて、国内の生産を強化する動きが広がる。その背景とは。
取材班は今回、帝国データバンクの協力を得て、国内製造業の現状を調査した。まず、調べたのが2015年以降に新設された工場や今後の主な新設計画。その結果をプロットしたのが下の日本地図だ。実に300カ所以上ある。
中でも目立つのは、久しぶりに国内で工場を設ける「ぶり企業」だ。香川県坂出市で21年に52年ぶりに国内歯磨き関連工場を稼働させる計画のライオンをはじめ、約50年ぶりに時計工場を設けたシチズン時計子会社、航空エンジン部品工場を21年ぶりに新設するIHIなど業種も幅広い。
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この記事はシリーズ「製造リショアリング 新興国に負けない 超高効率工場の逆襲」に収容されています。WATCHすると、トップページやマイページで新たな記事の配信が確認できるほか、スマートフォン向けアプリでも記事更新の通知を受け取ることができます。
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