2022年8月22日号
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PROLOGUE
外食“大量閉店”前夜 コロナ禍が隠した危機
感染拡大に注意しながらの「ウィズコロナ」を選んだ日本。外食店にも客足が戻りつつある。ところが、売却を模索する店舗の数が急増している。時短営業への「協力金」で何とか延命してきた外食店が閉店予備軍となっている。
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PART 1
変われなかった外食 訪れる「2025年問題」
1997年がピークだった日本の外食市場。長らく縮小傾向にあったが、2010年代の反転で課題から目を背けてしまった。根本にある構造問題にどう対処するか。業界を挙げての変化が求められている。
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INTERVIEW
多店舗化の呪縛から抜け出し「外食3.0」に
コロナ禍で外部資本の受け入れという決断も下したロイヤルHD。論客として知られる経営トップは、自社、そして業界の課題をどう見ているのか。「世代交代の号砲が鳴った」と話す菊地氏が考える外食の在り方とは。
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PART 2
真の価値はどこに? 外食を救う4つの法則
構造的な問題から目をそらし続けた外食産業に新風が吹き込んでいる。外食店の根源的な魅力を高める企業や、変化への対応力を磨く企業。「強い外食」を生み出そうとする企業や人の挑戦を追った。
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校了乙
8月22日号特集「外食に未来はあるか」を担当記者が解説
日経ビジネス8月22日号特集「外食に未来はあるか 真の危機はコロナ後に」の読みどころを、担当した藤原明穂記者が3分間で解説する。