2022年8月8日号
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PROLOGUE
「働かない中高年」は本当か
社員の半数が50歳以上──。大企業ですら、少子高齢化でそんな現実が目前に迫る日本。かつては第一線を退いたと見なされた中高年層も、貴重な戦力としての働きが求められている。ところが肝心の中高年社員のパフォーマンスはなかなか上がらない。彼らに何が起きているのか。
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PART1
リスキリングで最前線に 社内外で学び・気付き 中高年活性化の起点
リスキリング、越境学習……。くすぶる50代を活性化する取り組みが盛んだ。「飼い殺し」は雇い主にとっても、働き手本人にとっても不幸の種でしかない。人生100年時代が現実になる中、50代でも学びと気付きが生きる糧となる。
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独自アンケート
今の会社でずっと働くのはイヤ ミドル世代の本音
現在、50歳前後の働き手は今の仕事や今後のキャリアをどう捉えているのか──。本誌は45~54歳の仕事を持つ人を対象にアンケートを実施し、約730人から回答を得た。
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PART2
50歳は人生の折り返し地点 起業、独立、転職……私たちのライフシフト
これからの人生100年時代において、50歳はまだ折り返し地点にすぎない。黄昏(たそがれ)の始まりとみるか、新たな夢を追う出発点とみるかは本人次第。50歳前後で新たなキャリアを選んだ「ライフシフター」たちの実例を見てみよう。
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PART3
初めの一歩は、己を知ることから 50から始める 自分アップデート
生涯現役に向けた一歩を踏み出すために、何から始めればいいか。自分の中に眠る「変わる力」や「どこでも通用するスキル」を見つけることだ。人生のオーナーシップを持った個人が増えれば、組織と個人の関係も変わる。
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校了乙
8月8日号特集「くすぶるな50代 『生涯現役』への分岐点」を担当記者が解説
日経ビジネス8月8日号特集「くすぶるな50代 『生涯現役』への分岐点」の読みどころを、担当した馬塲貴子記者が3分間で解説する。