2022年7月25日号
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PROLOGUE
JR西日本、元保線マン率いる新事業に若手社員が続々と集結のなぜ
鉄道開業から150年。JR西日本は新型コロナウイルス禍でかつてない危機にさらされている。データ活用で業務改革するだけでなく、外販で稼ぐ新事業が動き出した。「異端児」の宮崎祐丞が率いる部署に、やる気のある若手社員が続々と集いつつある。
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PART 1
もう凡人では抗えない お堅い企業も積極登用 異端児が拓く新境地
個性あふれる視点を持ち、行動力の高い社員は、なぜか「異端児」と呼ばれやすい。とりわけ、長い歴史を持つ企業や金融機関などでは、居場所なく退職するケースもある。だが、お堅い伝統企業で今、異端児を積極的に活用する動きが出始めている。
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PART 2
ANAに帝人、川崎重工…はぐれ者トップを育んだ3つの物語
出向や転籍など、回り道を余儀なくされた社員が結果を残し、本体に戻る。保守本流の王道を歩む者には味わえない経験を基に組織改革のタクトを振る。混迷の時代を切り開くはぐれ者トップ、その過去と未来を追う。
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COLUMN
課題山積の地方自治体で躍動するアウトロー、前例踏襲の壁を突き破れ
異端児を使いこなせない「岩盤組織」は企業だけに限らない。柔軟性に乏しい印象が強い地方の自治体にも、異能は存在する。いかにしてはぐれ者を活用しているのか。
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PART 3
パナソニックも模索する変革の道 異能活用、3つの鍵
事業改革や新規事業のために外部から人材を招くケースが増えている。しかし、いつまでも外部人材に頼っていては自発的な変革は生まれない。3つのキーワードを基に、社内に眠る異能を呼び覚まして活用する極意を学ぶ。