2022年7月18日号
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PART1
私がEVを買った理由 補助金と燃料高で「EVは安い」に現実味
割高な車両価格や航続距離、充電インフラなど課題も多いとされてきたEV。しかしガソリン価格の高騰で、その前提も変わろうとしている。EVは本当に合理的な選択肢なのか。各国のユーザーの声を聞いてみよう。
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COLUMN
EVシフト、もう一つの主役 脱炭素迫られる企業が「まとめ買い」
電気自動車(EV)が現実的な選択肢となっているのは企業も同じだ。株主や取引先など様々なステークホルダー(利害関係者)から二酸化炭素(CO2)の削減を迫られる中、社有車や運送車、小型バスなどの商用車をEVにする動きが活発化している。
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PART2
フォードの決断、VWの深謀 EV大量生産時代へ もろ刃の巨額投資
旺盛な需要にいかに応えるか。それがEVシフトの次の課題になろうとしている。既存のクルマも残しながら、構造が違うEVを高効率で生産するのは至難の業。新工場か、既存工場の転用か。多くのメーカーが決断を迫られている。
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INTERVIEW
ボルボ、フェラーリ、VW、フィスカー トップが語る「我が社の選択」
欧米の自動車メーカーは大胆なEVシフトを進め、新興メーカーも多く生まれている。コストや量産のカベをどのように乗り越えようとしているのか。各社のトップに聞いた。
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PART3
ヒトモノカネを呼び込む 電池・データの巨大市場
EVの未来に懸けているのは、何も自動車メーカーだけでない。宝の山を生み出す電池産業が、世界中のヒトモノカネを呼び込み始めた。産業構造の転換をクルマだけで捉えていては、未来のチャンスを失いかねない。
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校了乙
7月18日号特集「なぜ世界はEVを選ぶのか」を担当記者が解説
日経ビジネス7月18日号特集「なぜ世界はEVを選ぶのか」の読みどころを、担当した薬文江記者が3分間で解説する。