2022年4月18日号
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売り上げ規模の大きい全国の有力スーパー一覧
日本全国に群雄割拠するスーパーマーケット。売上高(あるいは営業収益)が1兆円を超えるイオンリテール、イトーヨーカ堂という大手のほかにも経営規模の大きい企業がひしめく。有力スーパーを地域別に紹介しよう。
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序章
オーケーの野心くすぶる激戦・関西 天下分け目、止まらぬスーパー再編
スーパー業界の再編が激しくなっている。目立つのは、大手同士が激突する構図だ。関西スーパーを巡る買収合戦が記憶に新しい関西では、オーケーが今も虎視眈々(たんたん)と進出を狙う。
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第一章
瀬戸内海はさみイオン対イズミ 食うか食われるか大手主導で合従連衡
人口減少によって今後約40年で日本の“胃袋”は11兆円分縮む見込みだ。大手スーパーは規模拡大のメリットを追求、合従連衡が加速していく。出店地域が重ならない企業の同盟も進み、食うか食われるかの緊迫状態が続く。
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解説
コロナ禍で販売額は伸びたが…… スーパー誕生70年、大転換期に
今から約70年前の1953年、紀ノ国屋が東京・青山に一つの店舗を開いた。それまで食品の小売りは基本的に対面販売だったが、消費者が店内の商品を自ら選んでレジで精算するセルフサービス方式を導入した。これが日本におけるスーパー業態の起こりといわれている。
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第二章
クルマの販売から激安ナポリタンまで 地域に根を張る 個性派の付加価値経営
資本力のある大手が再編を主導する中で、中堅・中小スーパーはどう生き残るのか。激戦を生き抜くには、地域に密着した付加価値の高い経営を目指す必要がある。全国のスーパーの中から、消費者が支持する個性派企業の事例を紹介しよう。
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第三章
経営規模問わず導入必至 リテールDXで探る スーパーの生存戦略
スーパー業界は人手不足の解消や生産性向上の課題を抱えている。経営規模を問わず、DX(デジタルトランスフォーメーション)が一つの鍵になる。次世代スーパーのあるべき姿を探る競争が熱を帯び始めている。
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終章
ライフが考える「スーパー第4世代」 まだ成長できる経営の変革今こそ
戦国時代の中で生き残るにはどうすればいいのか。答えを出そうとしているのがライフコーポレーションだ。「便利よりも楽しい」に振り切った旗艦店で、新しいスーパー像を模索している。