2021年11月29日号
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PART1
乗り切れ「大離職時代」 先行する米国企業、教育は人材獲得手段
5~6年前からリスキリング制度の導入が一般化してきた米国企業。コロナ禍をきっかけに人材不足が深刻化し、その役割も変化を遂げてきた。リスキリングは「社員の再教育」に加え「人材獲得手段」になっている。
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PART2
リスキリング調査 「学び直し」急ぐ個人、後れを取る企業
DXが進むにつれて増える余剰人材と、慢性的に不足するIT人材。ミスマッチを埋める「リスキリング」が世界でも話題に上る。動き出す企業とビジネスパーソン、その実態とは。
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PART3
SOMPO、SMBC、日立製作所の焦燥 「負債人材」を資産に
社内でくすぶる「負債人材」を「資産」に変えなければ未来はない──。デジタル化の影響を受ける日本企業がリスキリングに本腰を入れ始めた。単なる従業員教育を超え、経営そのものを改革する覚悟が求められる。
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PART4
女性やシニアの活躍にイノベーションも 技術習得で課題解決
リスキリングによって解決できるのはIT人材不足という課題だけではない。一人ひとりの能力を底上げすることは企業や社会が抱える問題の解決を促す。企業は幅広い視点を持ってリスキリングに取り組むことが必要だ。
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PART5
リスキリングで変化に強い人材を 学び続ける風土つくれ
産業構造が激変する中、学ばない人材を抱えることはかえってリスクに。変化対応に最も重要なのは「継続的学習」という研究結果もある。学び続ける風土をつくれるかが、企業の将来を決める。