2021年10月18日号
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PART1
マーケティングを見習いたい企業 日清が国内トップ、斬新な挑戦に評価
マーケターとして見習いたい企業はどこか──。調査ではまずこの質問をぶつけた。国内首位に立ったのは日清食品ホールディングス。2位以下を大きく引き離した。顧客中心の発想を忘れず、挑戦し続ける姿勢が評価されている。
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PART2
マーケティングを見習いたい海外企業 アマゾン頂点、P&Gも上位
海外勢で「見習いたい」と思う企業のトップは米アマゾン・ドット・コムとなった。革新的なサービスを矢継ぎ早に打ち出し、米アップルを上回る評価を得た。米P&Gが3位に入り、マーケティングに強い人材を育てる力も支持された。
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コトラー教授 「ステークホルダー」重視の経営は時代の要請
10月6日の日経ビジネスLIVE「The Future of Management 2030」で、「現代マーケティングの父」と呼ばれる米ノースウエスタン大学経営大学院名誉教授のフィリップ・コトラー氏が登壇した。「世界を変える『ウェルビーイング・マーケティング』」と題したコトラー氏の講演の一部を紹介する。
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PART3
SNSから「顧客推奨度」まで デジタル全盛 変わる成功の手法
調査では「最近注目しているマーケティングの手法・指標」についても聞いた。SNS・動画マーケティングとの回答が合計で全体の3割を超えている。デジタル時代の消費者心理をどう読み、引き付けるか。実際の取り組みを追った。
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マーケターが注目する消費者の変化 5大キーワードとは
「環境や人権に関しての配慮がなされた商品・サービスを選択する動きが若者を中心に高まっており、企業としてもモノやサービスの裏にある社会的価値を、消費者側へきちんと伝える必要性が増している」。
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常識を変えた 昭和・平成のヒット商品とCM
今回の調査ではマーケターに「昭和・平成を代表するヒット商品・サービスは何か」も聞いた。回答から見えるのは、時代が現在に近づくにつれ、日本企業がライフスタイルを変えるようなイノベーションを生み出せなくなっている現実だ。
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PART4
マーケティングに革新を起こした経営者 ジョブズ、柳井氏トップ2
これまでマーケティングに革新を起こしたと言えるのは、どんな経営者たちか。この質問で上位を占めたのはスティーブ・ジョブズ氏をはじめ著名な創業者だ。企業の成長とマーケティングは不可分なのだと教えている。