2021年8月30日号
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PART1
米国の地方が熱い 「イーロンの街」誕生? 知られざる産業大転換
米国の産業構造とその中心地が大きく変わろうとしている。「ネクスト・シリコンバレー」とも称されるのは、テキサスやコロラド、アリゾナなど南西部の街。実際に現地を訪れて見えてきた、世界最大の経済大国の新たなダイナミズムとは。
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PART2
データが語る脱シリコンバレー 企業や人材 次の「黄金郷」へ移動
米国内陸部の勃興を支えるのが、シリコンバレーから抜け出した人材や投資マネーだ。コロナ禍が引き起こした働き方の変化で、本社を移す企業も相次いでいる。人材の移動データから、「民族大移動」の背景を探る。
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PART3
シリコンバレー2.0 「広域・分散」という進化
シリコンバレーはこのまま沈んでしまうのか。答えはそう単純ではない。リスクマネーと最先端エンジニアの「ハブ」として、求心力はむしろ広がっている。一極集中から広域・分散へ。生態系は静かに進化を遂げつつある。
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PART4
中国、スタートアップは放任から統制へ 資本でも進む分断
今や米国だけを見ていてもスタートアップ生態系の全体像は見えてこない。数々のテックジャイアントを生み出してきた中国では、急激に政府の統制が入り始めた。異なるダイナミズムで変化し続ける米中。日本企業はどのように向き合えばいいのか。
PROLOGUE
時事深層
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INSIDE STORY
PayPay、無料モデル終焉で「中小支援」の皮算用
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INDUSTRY
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POLICY
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WORK STYLE
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INDUSTRY
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COMPANY
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FRONTLINE ロンドン
誰のためのアフガン撤収か
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グローバル ウオッチ
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