2021年5月31日号
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PROLOGUE
社員16人が宇宙開発の常識覆す 日本にはまだまだ底力がある
社員16人のスタートアップ企業が生み出したロボットが、宇宙開発の常識を覆そうとしている。イノベーションの力が低下したといわれる日本だが、つぶさに見れば「金の卵」はあちこちにある。
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PART1
ESGという追い風 「課題先進国」が生む 一点突破イノベーター
限られた国土に乏しい資源、頻繁な自然災害……。世界有数の「課題先進国」だからこそ、難題を解決しようとするチャレンジャーが生まれる。ESGの潮流も追い風となり、独自技術を地道に磨いてきた新興企業が次々に台頭し始めた。
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PART2
最先端だけが解じゃない 日本のお家芸が輝く 温故知新テック
イノベーションは必ずしもピカピカの人工知能(AI)やデジタル技術だけとは限らない。ものづくりでも、ブラックボックス化できるノウハウがあれば米中とは違う戦い方ができる。故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知ることで、日本の針路が見えてくる。
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PART3
生かすも殺すも経営次第 技術の種を実らせる スピード&オープン
日本のあちこちに芽生える技術の種を、既存の企業はどう育て、実らせていけばいいのか。キーワードは「スピード&オープン」。新しいものを受け入れる姿勢と決断力が欠かせない。リスクを取って未知の技術に投資する大胆さも問われている。
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EPILOGUE
技術立国への再出発 3つの「欠乏」、解決への道
世界での存在感が低下し、衰退したといわれて久しい日本の科学技術。今を嘆くのではなく、20X0年を見据えた技術立国再生への処方箋を探る。
PROLOGUE
時事深層
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INSIDE STORY
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FRONTLINE シリコンバレー
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グローバルウオッチ
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