2021年5月24日号
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PART1
コロナ禍、もう一つの災厄 「恋愛」が止まっている
人と人の接触が制限されるコロナ禍によって社会全体で恋愛活動が停滞しつつある。デートスポットに閑古鳥が鳴くのは、緊急事態宣言に伴う外出制限だけが理由ではない。今の状況が続けば、日本経済の活性化を阻む一大要因、少子化が急加速しかねない。
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PART2
2021年ベビーショック到来 日本の少子化、「18年早送り」の戦慄
コロナ禍での恋愛停止が日本経済にもたらす最大の災いは「少子化の急加速」だ。専門家からは「コロナ禍で日本の少子化は18年早送りされた」との試算も出始めた。少子化どころか、子供が周囲に見当たらない「無子化社会」の到来が迫りつつある。
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PART3
都会も田舎も関係なし 「無子化エリア」 4つの出現条件
少子化に拍車がかかり「無子化社会」が到来するのは、遠い将来の話ではない。既に日本の様々な場所で、子供が少ないどころか見かけないエリアが確認可能だ。過疎地でもないのに「無子化エリア」が出現するパターンはいくつかある。
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PART4
日本人が生きる道 「国際化」「機械化」 そして「孤立化」
「無子化時代」が訪れ、究極の人口減少社会になると、社会は今の形を変えざるを得ない。起きる可能性が高い変化は「一段の国際化」「究極の機械化」「人々の孤立化」だ。新たな環境の中で生きるため、個人と企業がすべきことを考える。
PROLOGUE
時事深層
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