2021年4月5日号
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PROLOGUE
中国政府も警戒するアリババの影響力 ジャック・マーは二度消える
アリババ集団が苦難に直面している。政府による追及が続いているためだ。創業者が再び表舞台から姿を消す現状は、中国経済における同社の存在の大きさを示している。
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PART1
傘下の研究開発機関の全貌 強いアリババの源泉、技術生む「ダルマ」
アリババは中国の経済・社会を大きくつくり変えてきた。その前提となる技術を生み出す研究開発機関が同社にはある。「達磨院(DAMOアカデミー)」。いったいどんな組織なのか。
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PART2
製造、物流、ホテルまで 中国経済の隅々に広がるアリババ経済圏
ECのイメージが強いアリババだが、実際にはその事業内容は多岐にわたる。デジタル技術を詰め込んだ新工場から物流、自動車、ホテルまで。中国経済の隅々に浸透するようになったアリババの実像とは。
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PART3
「私が牢屋に」 ジャック・マーが変えた中国経済の行方
杭州で生まれ観光客相手に独学で英語を身につけた少年が、中国経済を変える存在に。改革開放から統制強化へとシフトしつつある中国政府と衝突することになった。微妙なバランスで奇跡的な成長を遂げてきたアリババの運命は。
PROLOGUE
時事深層
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グローバル ウオッチ
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