2021年1月18日号
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PART1 編集長インタビュー
企業は国民の幸せのために 柳井正ファストリ会長兼社長
かねて発信してきた「正しいこと」へのこだわりを経営の主軸として掲げ始めた。コロナを機に改めて考えた。働くとは。仕事とは。そしてこの考えにたどり着いた。2兆円企業を築いた経営者の目標は何なのか。
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PART2
失敗こそ成長の源 内気な少年が歩んだ道
アパレル業界で売上高が世界3位となったファーストリテイリング。急成長の裏にある数えきれない失敗を、柳井正氏は率直に認め、次の一手につなげてきた。今掲げる「正しいこと」にも通底する、失敗を直視する経営で、どう飛躍したのか。
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PART3
「善行」は本心か邪心か 3年で会社が変わった
柳井正氏が「正しい経営」を掲げるファストリ内部で今、何が起きているのだろうか。経営者の題目は社員に浸透しないのが常だが、柳井氏の発言には自らの行動が伴う。外からの目を意識した邪心ではないのか。それとも本気で社会を良くしようとしているのか。
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PART4
会社とは何か 服を通じて探る責務
本部機能を東京湾岸に移転して進めている経営改革「有明プロジェクト」。必要な量を作り、無駄なく消費者に届けるというアパレルの究極の課題に取り組む。目標はサプライチェーン改革にとどまらない。柳井正氏が今、取り組むものは何なのか。