2020年12月21日号
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PART1
「嫁」も「ゴキブリ」もNG? 炎上を受け流す胆力必要
コロナ禍で社会全体が過敏となり、ささいな言動が即、ネットで炎上する。やり玉に挙がっただけで謝罪していては、企業活動の範囲が狭まってしまう。批判の正当性を見極め、時には受け流す勇気も必要だ。
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PART2
商船三井と東証に見る「責任」の背負い方、SDGs時代の鎮火の鉄則
モーリシャスで起きた船舶事故では、法的責任を否定する商船三井が謝罪した。謝罪会見を好意的に受け止められた東証も、過去と違う責任の認め方をした。「社会的責任」が求められる時代、謝罪の新たな流儀は何か。
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COLUMN
「米国では謝罪しない」のウソ、武士道の「潔さ」は世界に通用する
言い訳せずにひたすらわびる者を潔いとする価値観は日本固有ではない。謝罪を避けがちな訴訟大国・米国でも日本流の陳謝に救われた者がいる。謝罪の歴史を振り返り、「米国の流儀」に対する誤解を解こう。
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PART3
怒りを静めるメカニズム、「謝罪力」で強くなる
過去を振り返れば、企業の転換点が「謝罪」にあった事例は少なくない。経営の神様・松下幸之助氏もパナソニックの窮地を謝罪で切り抜けた。多様化するステークホルダーに、謝罪の本気度を伝える心得とは。
PROLOGUE
時事深層
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INSIDE STORY
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COMPANY
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POLICY
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FRONTLINE シリコンバレー
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グローバル ウオッチ
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